躍動するキンシャサ

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どん底の苦しみをも原動力として、この街は走り続ける。

世界に誇る悪評高き都市、キンシャサ。さすがその名に恥じることなく治安は悪いわ、泥棒は多いわ、官僚、警察は腐敗しきっていて信用できないわ、街はゴミだらけ。

道路は車と人で溢れかえり、渋滞が続く。

交通ルールも譲り合い精神もへったくれもない。

ここにあるのは、強引な押し合いと怒鳴り合いだ。

道を歩けば、金くれ金くれとうるさい。

その上、ほとんど毎日、停電、断水で、夜の街は真っ暗だ。

それでも、アフリカの闇の夜、音楽の爆音が響き渡る!

ここは、音楽の都! パラダイス!?

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この記事を書いた人

1980年より、プエルトリコ、ドミニカ、コロンビア、ブラジルなどのラテン世界の国々を、バスや車はもちろん、舟や飛行機などのヒッチハイクなど、あらゆる交通機関手段を使い、心に響く太鼓の音とリズムを求め転々と回り旅し移り住んできた。帰国後、伝説のファンクバンド”じゃがたら”に在籍。’89年、パリに渡り、アフリカ音楽のレジェンド”パパ ウェンバ&ビバ ラ ムジカ”のメンバーとなり13年活動。ワールドツアーにも参加。

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